こんにちは,職人のたまごの奥村です。
今年も残すところあとわずか。
悔いのない一日を過ごしていきたいですね。
さて今回は,「職人の目を癒す魔法のエクササイズ」をご紹介します。
指2本あればできる,お手軽エクササイズ。
簡単なのに,効果抜群なんです。
普段,細かい作業で目を酷使する職人にとって,きっと役に立つはず。
(写真:職人の作業風景)
もくじ
エクササイズの目的
長い時間作業をしていると,目のピント調節をする筋肉が凝り固まってきます。
今回紹介するエクササイズは,「ガチガチに固まった目の筋肉をほぐし,ピント調節をスムーズにする」のが目的。
即効性があるので,ぜひお試しください。
エクササイズのやり方
姿勢の作り方
(図:エクササイズ姿勢)
両手の親指を「グッジョブ」の形にします。
親指の位置は,目と目の間(眉間あたり)。
一方の親指を,目の近くでピントが合うギリギリのところに置く。
もう一方は,腕を伸ばした状態で親指を立てます。
最後に5m以上先に何か目印となるものを探します。
「目→親指→目印」を一直線に結びます。
(図:両親指が一直線上に位置する)
これで姿勢はOKです。
いざ,エクササイズ
(図:①②③の順でピントを合わせる)
「目に近い親指→腕を伸ばした親指→目印」の順にピントを合わせます。
まず,手前の親指を見る。
ピントがあったら,次は腕を伸ばしているほうの親指を見る。
ピントがあったら,最後に5m以上先の目印を見る。
そうしたら,今度は逆戻り。
「目印→腕を伸ばした親指→目に近い親指」の順にピントを合わせます。
これで1往復です。
(図:目印から始まり、近い親指で終わる)
目をほぐすには,10往復以上やると良いです。
注意点
必ずピントがあってから視線を移すようにしましょう。
早く視線を動かす必要はありません。
いつやるのが効果的か
即効性があるので,いつでもどこでもエクササイズできます。
目を酷使したとき。
昼休みのとき。
仕事終わりで車に乗るとき。
(写真:職人仕事は目を酷使する)
10往復程度やれば,視線の移動がかなりラクになると思います。
ガチガチに凝り固まった目の筋肉をほぐし,ピント調節機能をスムーズにしましょう。
僕の経験から
(写真:職人、奥村のメガネ)
僕は長い間,「度が合っていないメガネ」をかけていました。
そのせいで,目のピント調節機能が,かなり衰えてしまったらしいのです。
「度が合ったメガネ」に変えても,しばらくの間は,ピント調節が衰えたままだと言われました。
誰に言われたか。
そう,認定眼鏡士さんです。
今回紹介したエクササイズは,認定眼鏡士さんが教えてくださいました。
(絵:メガネのプロフェッショナル)
「やってみ?」と言われ,10往復,視線を移動させました。
すると見事に,近いところから遠いところを見たときのピント調節が,スムーズになったのです。
もちろん,その逆もしかり。
ピント調節がうまくできるようになったおかげで,眼精疲労が軽減しました。
今までは,仕事終わりになると,目の疲れによる頭痛が起きていました。
それがこのエクササイズのおかげで,まったく痛くなくなったのです。
まさに魔法のエクササイズだと思いました。
目薬も必要なし。
マッサージも必要なし。
必要なのは,指2本だけ。
目が疲れたなと思ったら,ぜひこのエクササイズをお試しください。
(図:エクササイズ姿勢)
ほじゃ,今回はこのへんで。