こんにちは。
彫刻刀職人の奥村です。
このたび、ホームページ運営担当を卒業することになりました。
「職人のたまご日記」をはじめ、多くの記事を見てくださった皆様には、感謝の気持ちでいっぱいです。
6年間、本当にありがとうございました。
思い出を振り返ろうと、初期の記事を読み返してみましたが、あまりの文章のつたなさに、思わず赤面してしまいましたよ。
もくじ
ホームページ運営を振り返って
読みやすさを追究する日々
僕が記事を書くときに大切にしていたことは、ただひとつ。
「とにかく、わかりやすく書くこと」です。
読んでくださる方の頭の中に、スッと入るような文章にする。
これを常に意識し続けていました。
その甲斐あって、最後のほうに書いた記事は、少しはマシになったような気がします。
ただ「書く」だけでは全然ダメ
しかし、「わかりやすく書く」だけでは、ホームページを運営するうえで不十分だということが、いろいろ勉強していく中でわかりました。
より多くの人にホームページを見てもらうための対策がたくさんあったのです。
例えば、僕が記事を書くときにどんな対策をしたか、書き出してみますね。(興味なかったら読み飛ばしてください)
- キーワードを選定する
- タイトルや文章の中にキーワード、類義語、共起語を含める
- 内部SEOと外部SEOを対策する
- 競合サイトを分析して利便性や網羅性、オリジナリティを追究する
- キャプションをつける
- リード文で読者を誘導する
- E-A-Tを意識する
- カニバリを回避する
- indexかnoindexかを判断する
- ユーザビリティを向上させる、などなど。
記事に魂を込める
勉強すればするほど、「ただ良い文章を書くだけではダメ」ということがわかり、「ホームページ運営は、こんなに複雑で奥が深いのか」と驚きました。
実際、初期に書いた記事は1時間ほどで完成していましたが、最後のほうに書いた記事は、10時間以上かかることが当たり前になりました。
もちろん、時間をかければいいというものではありません。
大切なのは、「ひとつの記事にどれだけ熱量を込められるか」ということです。
先を見据えて記事を執筆する
やっかいなことに、ホームページはすぐに成果が出るものではありません。
1記事投稿しても、すぐに検索エンジンの上位に掲載されることはなく、「1年以上経ってようやく上位表示されるのが当たり前」なのです(もちろん、質の高い記事でないと上位表示できません)。
なので、先を見据えた記事設計が必要になります。
狙い通りの結果が出て満足
「夏休み工作は高学年の女の子が熱中したシャインカービングで決まり!」という記事は、まさに先を見据えて書いた記事です。
この記事を投稿したのは、2018年12月。
「夏休み工作の記事なのに、なんで冬の12月に投稿したの?」と、周囲から不思議がられました。
僕は、「この記事は2,3年後の夏の時期によく読まれる記事にする」という考えのもと、執筆しました。
当時、シャインカービングという新製品が開発され、どんどん全国へ知名度が拡大している最中で、今後の成長を見据えて記事設計をほどこしたのです。
狙いどおり、2022年現在において、夏休み工作関連のいくつかのキーワードで検索1位を獲得しました。
そのおかげで、夏の時期に義春刃物で一番読まれる記事になったのです。
他の記事も先を見据えて書いた記事がいくつかあります。
それらの記事がいつか、花開いてくれるのを心待ちにしています。
6年間ありがとうございました
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
「記事読んだよー」「よかったよー」という反響が何よりも嬉しく、励みになりました。
今後の運営は後任が進めてまいります。
引き継ぎの関係で更新が少し滞るかもしれませんが、これからたくさん更新していけるように準備を進めていく予定です。
今後とも義春刃物のホームページをよろしくお願い申し上げます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
執筆者:奥村