こんにちは。
職人のたまご、奥村です。
義春刃物に入社して、3年経ちました。
職人としては、まだまだ発展途上。
これからもガンガン、技術を習得していきます。
彫刻刀職人として
(写真:1本1本の彫刻刀に魂を込める職人たち)
何千、何万本もの彫刻刀を扱う職人。
その1本1本に、魂を込めています。
朝から晩まで、1本の刃と向き合う日々。
刃先を凝視しすぎて、目が回ったこともあります。
(写真:職人の集中力はすさまじい)
それでも、1本集中。
その1本を、子どもたちが使います。
力の弱い小学生でも、たやすく扱えるように。
彫刻刀に最高の切れ味を、つけていきます。
4年目はどうする?
そろそろ、職人のたまご。
殻を破りたいところですね。
けれど、まだまだ修業が足りません。
(写真:地道な努力の積み重ね)
毎日、何かしらの課題が見つかります。
その課題をクリアするのに、悪戦苦闘しています。
新しいことも、たくさん覚えなくてはなりません。
一人前になるには、ほど遠いですね。
職人の世界は奥が深い
(写真:熟練職人が常にそばにいてくれる)
職人の世界は、奥が深くて広い。
終わりの見えないトンネルを、ひたすら走っている感じ。
それでも、がむしゃらに走り続けます。
(写真:熟練職人の技を盗み取る気概を持つことが大切)
僕は幸運です。
自分の周りには、見本となる熟練職人がたくさんいるから。
僕が暗闇のトンネル走っていても、目の前の熟練職人の背中を見て走ることができる。
(写真:躊躇なく未知の世界に飛び込める熟練職人はカッコいい)
本当に大変なのは、熟練職人の皆さんです。
光の見えない真っ暗なトンネルを、先陣切って走り続けていかなくてはなりません。
それでも迷うことなく、暗闇に飛び込む職人たち。
その背中を、僕は見続けています。
いつか僕も、暗闇の中に思い切り飛び込めるように。
4年目も全力で、職人の世界にどっぷり浸かっていく次第。
ほじゃ、今回はこのへんで。