こんにちは。
職人のたまごの奥村です。
ずいぶん、久しぶりの記事になりますね。
今回は、作業中に得た「気づき」についてお話します。
歯が痛い
(写真:作業が進むにつれ、疲労も溜まる)
作業が進むにつれ、体のいろんな部位が痛くなってきます。
僕は最初、それは「疲れが溜まったから」だと思っていました。
確かにそういう疲労感もあります。
でも、違ったんです。
疲労感ではなく、明らかに体が「痛い」。
例えば、どこが痛くなったかというと…。
「歯」です。
は?
歯。
特に、前歯。
なんで彫刻刀の作業で、歯が痛くなるの…。
知らぬ間に力んでしまっている
(写真:手の力みは、やがて全身に伝わる)
あれこれ考えてみた結果。
体の「力み」が原因でした。
最初は、リラックスして作業ができていたのに…。
作業が進むにつれ、体にだんだん力が入っていく…。
歯が痛くなったのは、無意識に歯をくいしばっていたから。
作業を終えると、歯の痛みは時間とともに消えるので安心。
というか、ずっと痛かったら困りますけど。
それにしても…。
痛くなるほど、歯をくいしばってたなんて。
よっぽど彫刻刀に、魂込めてたんだなぁと思います。
自分の「歯」を代償に、彫刻刀の「刃」の切れ味を鋭くする。
…ちょっと、それはイヤですね。
とりあえず、力が入ってきたなと思ったら、小休止をはさむようにします。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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