【小学校の先生向け】彫刻刀の授業で注意すべき2つのこと

こんにちは。

彫刻刀職人の奥村です。

 

今回は、小学校の先生向けの記事になります。

 

この記事を読むと何がわかる?
小学生の彫刻刀の授業で、気をつけなければならない2つの内容がわかる。

 

小学生の彫刻刀の授業で注意すべきこと

【注意1】授業中の様子

 

授業中は、「児童の彫刻刀の持ち方・使い方が正しいかどうか」を常に気をつけましょう。

 

彫刻刀は刃物です。

児童が刃物を初めて扱うとき、「刃物は危ないものだ」と認識すると思います。もちろん、先生もそのように指導するでしょう。

 

しかし、作業が進んでいくにつれ、児童は彫刻刀で彫ることに夢中になっていきます。

すると、どうなるか。

正しい持ち方使い方を忘れてしまう可能性があります。

 

正しい持ち方や使い方を忘れてしまうとどうなるか。

ケガのリスクが高まりますよね。

 

したがって、先生は授業中、児童の彫刻刀の扱い方に注意を払う必要があります。

正しく扱えてないと判断したら、いったん小休止をはさみ、正しい扱い方を再度指導すると良いでしょう。

 

正しい使い方をおろそかにして起こるケガの中で、最も多く発生するパターンがあります。それは以下の記事を参考にしてください。

【最重要】小学生が彫刻刀で彫っている時の反対の手の置き方に注意!

2020-10-22

【最重要】小学生が彫刻刀で彫っている時の反対の手の置き方に注意!

 

【注意2】授業のコマ数

 

授業のコマ数が進むにつれて、危険認識が軽薄化していないか確認しましょう。

 

【注意1】では、「授業中」に注意することを述べました。

もうひとつ、注意が必要なこととして、「授業のコマ数」が挙げられます。

 

授業のコマ数が進んでいくにつれ、児童は彫刻刀を上手く扱えるようになっていくでしょう。

しかし、慣れたときが一番油断しやすいです。危険認識が薄れ、正しい持ち方使い方をおろそかにしてしまいがち。

 

したがって、毎時間に諸注意として、正しい持ち方や使い方を確認させると良いでしょう。

くどいかもしれませんが、子どもの意識下に危険認識を植え付けさせることが、ケガのリスクを下げることにもつながります。

彫刻刀を安全に扱うためにも、授業中やコマの進行時に今一度、正しい扱い方を確認させることをおすすめします。

 

子どもに彫刻刀の使い方を指導するために

刃の種類ごとの彫り方やコツを知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

【小学生向け】彫刻刀の使い方 完全ガイド

2022-07-19

彫刻刀の使い方 完全ガイド

 

この記事が彫刻刀の授業の参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

小学校の先生向けの記事はこちら!