上級者向け!疲労を溜めない作業のやり方【その3】

こんにちは。

職人のたまご、奥村です。

 

以前、下の2つの記事を紹介しました。

なるほど!疲労を溜めない作業のやり方【その1】

実践しよう!疲労を溜めない作業のやり方【その2】

 

最近、体がかなり疲れています。

そこで、これ以上の疲労の蓄積を防ぐために、疲れない作業の仕方を考えてみました。

【その1】では、「作業の中で無駄をなくす」こと。

【その2】では、「溜まった疲労を回復させる」ことを書きました。

そして今回の【その3】を考えてみます。

かなり上級者向けになるのではないだろうか…。

 

疲れない作業の仕方を探す

その3 疲労を分散させる

 

かなり難易度が高いと思いますが、「疲労を分散させる」ことが疲労の蓄積を最小限にするのではないだろうか。

例えば、何かをしている時に別の何かを考えること。

具体的にいうと、目の前の作業をしているときに、よそ事を考えるというやり方。

これは職人としてどうかと思いますが…。

 

目の前の作業に集中していないと、質の高い彫刻刀が作れなくなるばかりか、ケガのリスクも高まります。

かなりの上級テクニックだと思うので、あまりおすすめはできません。

 

しかしですね。

過去にこんな記事を書いていました。

 

疲労を分散させる技術?

 

この記事では、「一点に集中するよりも、何か雑念が入った方が疲労が分散されるかもしれない」ということが書かれていました。

この記事を書いたのは、2016年。

約4年前の記事になります。

4年前と言えば、僕が入社1年目の時です。

まだ職人仕事に慣れていないときから、疲れない方法を模索していたんですね。

 

疲労を分散させる具体的な方法

 

よそ事を考える

先ほども言いましたが、作業中によそ事を考えることが一番の疲労を分散させる方法だと思っています。

けれど、この方法を実際にやるのは難しいのが現状。

そこで、他のやり方を考えてみます。

 

適度に休憩する

疲労を分散させるだけでなく、回復もさせることができます。

作業は1日中続いているので、適度な小休止は必要不可欠。

特に僕のやっている仕上げ作業(彫刻刀に切れ味を付ける作業)は、ずっと座りっぱなしです。

ほとんど動かないので、腰が痛くなったり、肩が凝ったりしますし、頭もボーっとしてきます。

 

そこで僕は、1時間に一度立ち上がって歩くようにしています。

それだけで頭がすっきりし、凝り固まった腰や肩もほぐすことができますよ。

 

あえて雑音があるところで作業をする

雑音がありすぎたり、大きすぎたりするのはNGですが、適度な音のある中での作業は効率的になるのではないだろうか。

例えば、勉強するときに図書館でやるよりも、ほどよい雑音があるカフェのほうがはかどったりします。

自分の世界に入るよりも、周囲の環境の助けを借りるのも効率的に作業をやるコツかもしれませんね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。