よしはる彫刻刀GXとマルイチ彫刻刀SXの違い


よしはる彫刻刀GXとマルイチ彫刻刀SXの違いってなんですか?

 

小学生が彫刻刀を購入する際。

【よしはる彫刻刀GXとマルイチ彫刻刀SXの違いは何か】

というご質問をよくいただきます。

今回はこの質問にお答えしていきます。

 

 

よしはる彫刻刀GXとマルイチ彫刻刀SXの特徴

 

こちらが「よしはる彫刻刀GX」と「マルイチ彫刻刀SX」の写真です。

 

 

 

一見、どちらも同じに見えますね。

これらの彫刻刀の共通する特徴は下記の点です。

 

  • 彫刻刀が入っているケースは安全性・携帯性・強度を追求したプラスチック製ロック機能がついています。さらにスタンド機構が付いており、たいへん取り出し易くなっています。

 

  • 柄(ハンドル)は、ABS樹脂+エラストマー樹脂の二重構造で、表面のエラストマー樹脂はすべりにくく使い易さバツグンです。

 

  • 柄の色刃の形状マークで、刃の種類が一目でわかります。

 

  • 安全のため、彫る時に版画版が動かないように敷く、ノンスリップシート名前シールが付属品として付いています。

 

次に、価格や本数などを見ていきましょう。

 

よしはる彫刻刀GX

マルイチ彫刻刀SX

定価

¥2,106

¥1,620

本数

5本組

5本組

柄(持つ部分)

ゴム製

ゴム製

材質

付鋼製

全鋼製

 

材質に注目してください。

よしはる彫刻刀GXは付鋼製、マルイチ彫刻刀SXは全鋼製となっています。

この材質の違いがよしはる彫刻刀GXとマルイチ彫刻刀SXの大きな違いになります。

なお、よしはる彫刻刀GXの付鋼製のほうが価格が高くなっています。

 

 

よしはる彫刻刀GXとマルイチ彫刻刀SXの違いは材質にある

 

全鋼製、付鋼製はなじみのない言葉ですよね。

簡単に言うと。

全鋼製とは一般的な鋼を使用したもの。

付鋼製とは特殊鋼と軟鉄の2つの金属を使用したもの。

 

全鋼製と付鋼製を比べると付鋼製のほうが切れ味が良く、耐久性にも優れています。

下記のページにより詳しく書いてありますのでお時間がありましたらぜひ一度、ご覧ください。

 

全鋼製と二層鋼(付鋼)の違い

【彫刻刀の選び方】材質の違いについて

 

 

 

製造工程の違い

 

よしはる彫刻刀GXとマルイチ彫刻刀SXは製造工程が少し異なります。

異なるといっても作り方が全く違うということではありません。

よしはる彫刻刀GXにはマルイチ彫刻刀SXでは行われていない、あるひと手間が加えられているということです。

 

そのひと手間とは、「刃の表面を磨く」ことです。

この作業は仕上げの工程で行われています。

仕上げの工程は彫刻刀に切れ味をつける重要な工程ですが、よしはる彫刻刀GXは切れ味をつける前にサンドペーパーで彫刻刀の刃の表面を磨きます。

 

(写真:サンドペーパーで刃の表面を磨く様子)

 

この作業がまた難しいのです。

熟練職人の研ぎ澄まされた指先の感覚があるからこそ、刃の表面をきれいに磨いていくことができるのです。

 

このように。

よしはる彫刻刀GXには付鋼製という材質と、ひと手間が加えられていることから価格がマルイチ彫刻刀SXよりも少し高めとなっています。

 

関連記事「彫刻刀ができるまで」

 

 

どちらを購入しようか迷っている方へ

 

よしはる彫刻刀GXとマルイチ彫刻刀SXの違いをおさらいしましょう。

よしはる彫刻刀GX

マルイチ彫刻刀SX

定価

¥2,106

¥1,620

本数

5本組

5本組

柄(持つ部分)

ゴム製

ゴム製

材質

付鋼製

全鋼製

 

基本的には価格と材質以外は同じとなっています。

よしはる彫刻刀GXのほうが定価が高いのは、材質の違い、よしはる彫刻刀GXにはひと手間が加えられているからです。
切れ味や耐久性に優れているのはよしはる彫刻刀GXです。

しかし、汗や水分に弱いため使用後は乾いた布で拭くなどの手入れが必要です。

 

とはいえ、マルイチ彫刻刀SXが悪いということではありません。

マルイチ彫刻刀SXでも十分な切れ味があります。

こちらも熟練職人によって1本1本手作業で作られています。

お子様が使うぶんには木の板を彫るのには全く支障はありません。

 

以上、よしはる彫刻刀GXとマルイチ彫刻刀SXの違いについてでした。