よしはる彫刻刀GXとマルイチ彫刻刀SXの違い

よしはる彫刻刀GXとマルイチ彫刻刀SXの違いは?

よくある質問
「よしはる彫刻刀GX」と「マルイチ彫刻刀SX」の違いってなに?

というご質問を、よくいただきます。

今回は、この質問にお答えします。

 

GXとSXの特徴

上が「よしはる彫刻刀GX」、下が「マルイチ彫刻刀SX」の写真です。

(写真:よしはる彫刻刀GX)

 

(写真:マルイチ彫刻刀SX)

 

一見、どちらも同じに見えますね。

これらの彫刻刀の共通する特徴は下記の点です。

 

ケース

 

「安全性・携帯性・強度」を追求した、プラスチック製。

ロック機能があるので、カバンの中で、彫刻刀がバラバラになる心配はありません。

 

 

スタンド機構が付いており、取り出しやすい設計です。

 

柄(持ち手)

 

柄(ハンドル)は、すべりにくく、使いやすさ抜群です

素材は、「ABS樹脂+エラストマー樹脂」の二重構造です。

 

刃のマーク

 

刃の形状マークで、刃の種類が一目でわかります。

 

すべり止めシート付

 

安全のためのノンスリップシートが付いています。

彫る時に、「版画版が動かないようにする」のが目的です。

なお、名前シールも付いています。

 

価格や材質の違い

よしはる彫刻刀GX

マルイチ彫刻刀SX

価格(税込)

¥2,106

¥1674

本数

5本組

5本組

柄(持つ部分)

ゴム製

ゴム製

材質

付鋼製

全鋼製

 

材質に注目してください。

 

刃の材質の違い

よしはる彫刻刀GXは、付鋼(つけはがね)製

マルイチ彫刻刀SXは、全鋼(ぜんこう)製

 

この材質の違いが、「よしはる彫刻刀GXとマルイチ彫刻刀SXの大きな違い」になります。

 

GXとSXは材質が違う

(写真:全鋼製と付鋼製のちがい)

 

全鋼製と付鋼製

全鋼製とは、一般的な鋼を使用したもの。

付鋼製とは、特殊鋼軟鉄の2つの金属を使用したもの。

 

両者を比べると、付鋼製のほうが切れ味が良く、耐久性にも優れています。

より詳しい説明は下記のページに書いています。

 

【彫刻刀の選び方】材質の違いについて

2016.10.26

 

よしはる彫刻刀GXのひと手間

(写真:刃の表面をみがく、熟練職人)

 

「よしはる彫刻刀GX」は、「マルイチ彫刻刀SX」では行われていない、あるひと手間が加えられています。

 

そのひと手間とは「刃の表面を磨く」こと。

切れ味をつける前に、サンドペーパーで彫刻刀の刃の表面を磨きます。

 

(写真:サンドペーパーで刃の表面を磨く様子)

 

この作業には、高い技術が必要です。

熟練職人の巧みな技があるからこそ、刃の表面をきれいに磨くことができるのです。

 

どちらを買うか迷っている方へ

(写真:付鋼製のよしはる彫刻刀GXは切れ味抜群)

 

切れ味や耐久性に優れているのは、よしはる彫刻刀GX

汗や水分の影響を受けるため、使用後は乾いた布で拭くなどの手入れが必要です。

 

 

よしはる彫刻刀GXとマルイチ彫刻刀SXの違いをおさらいしましょう。

よしはる彫刻刀GX

マルイチ彫刻刀SX

価格(税込)

¥2,106

¥1674

本数

5本組

5本組

柄(持つ部分)

ゴム製

ゴム製

材質

付鋼製

全鋼製

 

価格と材質以外は、同じ内容です。

「よしはる彫刻刀GX」のほうが定価が高い理由。

それは、材質の違いと、熟練職人によるひと手間が加えられているからです。

 

(写真:マルイチ彫刻刀SXも十分な切れ味がある)

 

「マルイチ彫刻刀SX」の切れ味が悪いということではありません。

熟練職人によって、「1本1本、手作業で切れ味をつけているから」です。

お子様が木版画を彫るのに、十分な切れ味があります。

 

以上、「よしはる彫刻刀GX」と「マルイチ彫刻刀SX」の違いについてでした。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

執筆者:奥村(職人)

 

「彫刻刀の種類がたくさんある…どうやって選べばいいの?」

そんなお悩みをもつ方は下記ページをチェックしてみてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です