切れ味のついた刃は、いよいよ柄を付ける工程へ。
柄を付けることで、ついに1本の彫刻刀が完成します。
(図:切れ味のついた刃に柄を取り付ける)
今回は、「工程⑦柄付け」を解説します。
まずは彫刻刀の製造工程をおさらいしてみましょう。
(図:彫刻刀の製造工程)
柄付け作業は、機械で打ち込みを行っています。
しかし、ただ単純に彫刻刀の刃に柄を付けるだけではありません。
柄を付ける直前に、しっかり検品するのです。
(写真:柄付け作業の様子)
不良かどうかの検品を行った後、柄を取り付けます。
この作業を手際よく、流れるようにできるのが柄付け担当している女性の皆さんです。
(写真:1本1本検品しながら柄付けを行う)
柄を取り付けることで、ようやく1本の彫刻刀ができあがります。
出来上がった彫刻刀は、さびないようにさび止め油をつけます。
そして、最終工程である「検品・梱包」へ送られます。
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