12月21日(水)に関市役所危機管理課の方をお招きして。
防災セミナーを行いました。
約40分間の座学と実践を交えた内容を受講して。
防災についての知識が深まり、職員一同、大変有意義な時間を過ごすことができました。
昨今、全国各地にて自然災害が頻繁に起きています。
最近でいうと、熊本県や鳥取県で大きな地震がありました。
建物が崩れたり、避難を余儀なくされた方もたくさんいらっしゃいます。
岐阜県をはじめとする東海地方は。
30年以上前から大きな地震が来ると言われ続けています。
東海大地震や南海トラフ巨大地震など。
「来る来ると言われ続けて結局来てないじゃないか」
「このままもう来ないんじゃないか」
そう思っている方もいるのではないでしょうか。
ですがセミナーでも言われましたが。
「来ると思ったときは来ない、来ないと思ったときに来る」
実際に被災した人たちは「まさか来るなんて…」と思っていた人が多いそうです。
だからこそ、防ぐことができない自然災害において。
私たちができる「防災」の必要性を再認識しました。
世間一般に言われている防災グッズや備蓄のお話だけでなく。
講師の先生自ら経験した防災方法を知ることができました。
本などの知識ではなく、生の体験談を聞くことで得た知恵を職員一同、吸収できたのではないでしょうか。
セミナーの最後には実践として「突然、地震が来たらどのような行動をとりますか?」というお題が出されました。
そして各々が安全と思う行動をとりました。
机の下にもぐったり、座布団で頭をおおったり。
先生いわく、頭を守ることが大事だそうです。
さらにタンスや棚には近づかない、などなど。
実際に体を使って防災を考えることができました。
地震をはじめ、自然災害は忘れたころにやってくる。
だからこそ、いつ起きても冷静な行動ができるように。
防災に関する知恵を学ぶことが大切ではないかと思います。
講義をしてくださった関市役所危機管理課のみなさん、ありがとうございました。
(文責:奥村)