こんにちは。
職人のたまご、奥村です。
彫刻刀を作って3年。
モノを作る難しさを実感中。
いろんなモノ
(写真:よしはる彫刻刀は切れ味抜群)
世の中には、いろんなモノがある。
1つ1つの形も違う。
丸いモノ。
四角いモノ。
ありとあらゆる形がある。
モノの世界っておもしろい。
職人目線
(写真:マウスがなぜこの形をしているのか)
最近、よくモノを観察する。
「これ、どうやって作ってるんだろう」
「なんでこんな形なのか」
モノの形には理由がある。
カタチづくりの仕方もある。
いろんなモノ。
おもしろいじゃないか。
モノにロマンを感じてしまう。
新製品
(写真:新感覚の彫刻アート、シャインカービング)
義春刃物は老舗彫刻刀メーカー。
最近は、新製品も開発している。
その名は、「シャインカービング」。
(写真:彫刻刀で彫ると、色鮮やかな彫り跡が生まれる)
この製品は、彫刻刀で彫る。
すると、色鮮やかな彫り跡が生まれる。
光に照らすと、美しい。
思わず見とれてしまうほど。
(写真:学童用彫刻刀ベストセラー)
今までの彫刻刀の使い道。
用途が限られていた。
小学校の版画の授業。
趣味としての木彫り。
(写真:彫る素材は、ビニールシート)
けれど、このシャインカービング。
新しい彫刻刀の使い道になっている。
ビニールシートを彫る発想。
色鮮やかな彫り跡が生まれる発想。
その他のもたくさん、たくさん。
シャインカービングには工夫がある。
詳しくは専用ホームページにて。
綺麗な蝶々
(写真:キレイな蝶々しか見ていない)
世の中に出回る製品は、すでに完成されたもの。
作り方は、なかなか目に見えない。
例えるなら、蝶々だろうか。
優雅に羽ばたく蝶々は、たしかに綺麗。
けれど、どれだけ綺麗な蝶々でも、
青いサナギの時代があった。
頑張って羽化したその過程は、
誰も目もくれない。
(写真:彫刻刀にも作る過程がたくさんある)
僕はモノづくりの立場に立っている。
すると、綺麗な蝶々よりも。
サナギの生態を知りたくなる。
つまり、モノがどのように作られるか。
どんなロマンが詰まっているのか。
過程を知りたい。
自分が職人になったからこそ。
見える景色があることを知った。
今後とも、この景色を大切にしていきたい。
ほじゃ、今回はこのへんで。