紅葉の季節ですね。
寒くもなってきました。
そんな中、地元の関市の小学生が義春刃物の工場に見学に来てくれました。
総勢60名ほどの子どもたちは寒さを吹き飛ばすほど元気いっぱいでした。
彫刻刀メーカーである義春刃物の工場見学は、実際に職人が案内をしています。
彫刻刀がどのようにしてできるのかを職人自らが説明することで子どもたちは興味をより一層引き出せるのではないかと思います。
(写真:職人の説明を真剣に聞く子どもたち)
そして、職人の作業風景を紹介すると、子どもたちは食い入るように見つめていました。
職人の技を目の当たりにした子供たちは驚きの表情をしていたのが印象的でした。
(写真:職人の作業を興味深く見つめる子どもたち)
こんなに間近で職人の作業を見るということはめったにありません。
子どもたちにとって貴重な機会となったのではないかと思います。
終わり際の質問タイムではたくさんの子たちが質問をしてくれました。
「彫刻刀は海外でも売られているんですか?」
「ケガとかしないんですか?」
などなど、質問がたくさん出ました。
これだけたくさん質問が出るということはしっかり工場を見学した証拠。
案内した職人にとってはとてもうれしいことです。
この工場見学が子どもたちの勉強に大いに役立ってくれることを職人一同、願っています。
(文責:職人のたまご:奥村)