【教師向け】彫刻刀を初めて使う子どもに絶対教えておきたい大切なこと

彫刻刀を初めて使う子どもたちにまず知ってほしいこと、それは。

これらを子どもたちに理解させるために、実際の授業を想定した言葉がけの例を考えてみたので、ご紹介します。

※指導案ではありません。あくまで一例としてご覧ください。

この記事を書いた奥村とはどんな人？

彫刻刀を使う前に教えておきたいこと

彫刻刀は刃物だということ

刃物は自分だけでなく、人を傷つけてしまうリスクがあることを認識させる。

みんなは、刃物と聞いたら、何を思い浮かべますか？

包丁、ハサミ、ナイフetc.

刃物はいろいろありますが、彫刻刀も立派な刃物です。

なので、注意して使わないと、自分の手を切ってしまう危険があることを知っておきましょう。

彫刻刀は注意して使わないと、自分だけじゃなく、人も傷つけてしまうことがあります。それはどんなとき？

彫刻刀を振り回したとき。刃を人に向けたときetc.

彫刻刀を人に向けたり、振り回したら危ないのでやめましょうね。

他にも怪我をしないための注意点があります。

「彫刻刀の刃の部分を素手で直接触らないこと」

刃物は素手で触ると危ないですよね。

「彫刻刀を持ち歩かないこと」

持ちながら歩いているときに、誰かに当たってケガをさせてしまう危険があります。

「使わない彫刻刀は、ケースにしまっておくこと」

彫刻刀を机の上に出しっぱなしにしていると、作業しているときに手に当たってしまうかもしれません。

さらに、コロコロと転がって床に落としてしまうと、刃が欠けてしまうこともあります。

なので、使わない彫刻刀はしっかりケースに入れておきましょう。

その他もろもろの注意点。

彫刻刀は、正しく使えばケガを防ぐことができます。

自分だけでなく、周りのことも考えながら、楽しく作品を作りましょうね。

彫刻刀は、鉛筆やボールペンのような形をしていますが、れっきとした「刃物」です。

刃物は、正しく使わないと怪我をしてしまう可能性があります。

だからこそ、彫刻刀を使う前に、しっかりと「刃物の扱い方の注意点」を子どもに教えると良いかと思います。

この記事は、あくまで一例として参考にしていただければ幸いです。

子どもに彫刻刀の使い方を指導するために

刃の種類ごとの彫り方やコツを知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

【小学生向け】彫刻刀の使い方完全ガイド

最後までご覧いただきありがとうございました。