今回は、この質問にお答えします。
- 彫刻刀の研ぎ直し依頼の流れと料金、その他注意事項がわかる
- 彫刻刀の保管方法がわかる
もくじ
彫刻刀の研ぎ直し依頼と料金のご案内
研ぎ直し依頼から料金支払いまでの流れ
- 研ぎ直したい彫刻刀を弊社宛に郵送
- 職人による再仕上げ
- 仕上げた製品を郵便振替の用紙とともに返送
- 製品と振替用紙が届いたら郵便局で料金を支払い
研ぎ直したい彫刻刀を弊社宛に郵送してください。
弊社に届き次第、職人が再仕上げを行います。
完了後、研ぎ直した製品を郵便振替の用紙とともに依頼者様宛にお送りします。
お手元に用紙が届きましたら、お手数ですが郵便局で料金の支払いをお願い致します。
以上が、研ぎ直し依頼から料金支払いまでの流れになります。
よくある質問
他社製品でも研ぎ直してくれるの?
他社製品の研ぎ直しも承っております。
義春刃物では、付鋼製の彫刻刀の研ぎ直しを行っており、全鋼製は基本お断りしております。
わからない場合、まずは気軽にご発送ください。(研ぎ直し不可と判断された彫刻刀に関しては、送料着払いにて返送させていただきます。予めご了承ください。)
料金はいくらかかるの?
一般のお客様の場合、基本的には1本税込み77円(本職用彫刻刀は1本税込み220円)になります。
他社製品は1本税込275円となります。
ただし、刃の大きさ、刃こぼれや欠け具合、錆(さび)の状態の程度により、加工賃を上乗せする場合がございます。
研ぎ直し彫刻刀の発送先
※研ぎ直しに関するご依頼は、お電話では承っておりません。
- 会社名 義春刃物株式会社
- 所在地 〒501-3829 岐阜県関市旭ヶ丘3-17
- TEL (0575)23-3000(代)
- 営業時間 平日8時~17時
彫刻刀の研ぎ直しが必要なときとは?
- 切れ味が悪くなっているとき
- 刃先や表面に錆(サビ)がついているとき
彫刻刀は使えば使うほど切れ味が落ちていきます。
さらに、小さな刃こぼれや欠けがあると、彫っている最中に引っ掛かりが生じます。
「使いづらくなってきたなと感じたときは、研ぎ直しのサイン」だと思ってください。
刃先や表面に錆(サビ)がついている場合も、切れ味が鈍くなり、使いづらさを感じてしまいます。
これ以上錆が刃に根付いてしまうと、錆落としの処理が難しくなってしまいます。
わずかな錆でも確認できた時点で、なるべく早く研ぎ直しに出すことをおすすめします。
彫刻刀を長持ちさせる保管方法
使用後は乾いた布で、ゴミや汚れを取り除く
彫刻刀の刃にごみや汚れがついていると、切れ味が悪くなったり、錆が生じる可能性が高まります。
また、作業中に水分や皮脂が付着することもあります。
使用後は乾いた布で軽くふき取るようにしてください。
錆止めのために、刃に油を塗る
彫刻刀の簡単なメンテナンスとして、「刃に油を塗る」方法があります。
油は、椿油がよく使われますが、植物性のサラダ油でも代用可能です。
油を塗る目的は、錆を止めることです。
サビの原因は、空気中の酸素や水分が金属に触れて酸化してしまうことによるもの。
特に、赤サビは時間とともに金属の内部に進行してしまうので、注意が必要です。
刃に油を塗ることで、刃の表面に油膜ができ、空気と接触することがなくなります。
保管する前にしっかり手入れをしておきましょう。
キャップを付け、箱の中に保管する
なるべく空気に触れないようにするために、刃にキャップを付け、箱のフタをしっかり閉じて保管しましょう。
昔使っていた彫刻刀が出てきました。
まだ使えそうですが、切れ味が落ちていると感じます。
研ぎ直しを依頼することはできますか?