こんにちは。
彫刻刀職人の奥村です。
義春刃物の彫刻刀は、なぜ高品質なのか。
今回は、その役割を担う「検品」作業をご紹介します。
義春刃物株式会社は、創業100年以上の老舗彫刻刀メーカーです。
学童用彫刻刀全国シェアNO.1を誇り、長年、多くの方に彫刻刀を使っていただいております。
義春刃物の彫刻刀が高品質な理由
(写真:最高の品質を誇る「よしはる彫刻刀」)
彫刻刀製造の最後の工程である検品作業。
じつは、ものすごく厳しいチェックをします。
刃こぼれ、刃のゆがみなど。
どれだけ小さな不良も見逃しません。
(写真:カメラでズームしてやっと見える小ささ)
そんな細かい目配りが必要な検品作業。
日々、女性のスタッフの皆さんが頑張っています。
(写真:検品をする女性スタッフのみなさん)
どれだけ小さな刃こぼれも見逃さない。
その眼力と集中力は、圧巻です。
(写真:1本1本丁寧にチェックをする)
検品しているときの彫刻刀の並びの美しさ。
見ていて惚れ惚れしませんか?
(写真:検品中の彫刻刀の美しい並び)
もちろん、1本1本をしっかりチェック。
不良があれば、はじきます。
(写真:1本1本を検品するスピードはまさに職人技)
何千本、何万本、何十万本…。
恐ろしいほどの数を淡々とこなしています。
厳しい基準をクリアした彫刻刀
(写真:ケースに入れて出荷します)
検品を終え、見事クリアした彫刻刀。
ようやく箱詰めされて出荷します。
お客様の手元に届く最後の最後まで。
魂を込めて質の高い彫刻刀を作り上げます。
これが義春刃物の彫刻刀が高品質な理由のひとつです。
(写真:他の工程でも繊細な技術が要求される)
もちろん他の工程も大事です。
どの工程においても、職人技が光っています。
これからも義春刃物の職人一丸となって、「最高品質の彫刻刀」を量産し続けていく所存です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
こちらの記事もおすすめ!