彫刻刀には用途に合わせて刃の形状が異なります。
彫刻刀の刃の形とその用途について説明します。
彫刻刀の刃の種類と形
平刀
(写真:よしはる彫刻刀の平刀)
広い面を柔らかい調子で表すのに適しています。
ゆるやかな傾斜に彫ってボカす版画を彫るときや、余分な部分をすき取るときに使います。
(写真:平刀で彫る様子)
切出し刀
(写真:よしはる彫刻刀の切出し刀。刃先は安全のため先を丸めてある場合がございます。あらかじめご了承ください)
はっきりとした輪郭や鋭い線の切れ込みを入れるとき、その他削るときに使います。
(写真:切出し刀で彫る様子)
中丸刀
(写真:よしはる彫刻刀の中丸刀)
丸みぞの比較的太い線を彫るときや、いらない部分をすき取るときに使います。
広い面をさらうのに適しています。
(写真:中丸刀で彫る様子)
小丸刀
(写真:よしはる彫刻刀の小丸刀)
U字型の細い線を彫るときや、細かい部分をすき取るときに使います。
(写真:小丸刀で彫る様子)
三角刀
(写真:よしはる彫刻刀の三角刀)
V字型の細い線を彫るときや、せまい部分をすき取るときに使います。
直線や曲線、点などを表すのに適しています。
(写真:三角刀で彫る様子)
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(写真:熟練職人が1本1本手作業で切れ味をつけています)
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