基本に返って作業したら、あれが見つかってしまった…。【職人のたまご日記】

こんにちは。

職人のたまご、奥村です。

 

前回の記事で、「今年は基本に返るよー」というお話をしました。

 

どうやら幸先が良いようです【職人のたまご日記】

2019-01-09

 

今まで習得した「彫刻刀に切れ味をつける技術」

しっかりできているか、確認しています。

癖(くせ)が見つかった

(写真:高速回転するバフに彫刻刀の刃を当てることで切れ味がつく)

 

ゆっくりとしたスピードで、基本に返っていると…。

なんと、今まで気づかなかった「癖(くせ)」が見つかりました。

彫刻刀を仕上げる動作の中で、無意識に癖が出ていたのです。

 

たまご
なんと恐ろしい!

 

その癖は、「彫刻刀の切れ味」に関わる大切なものでした。

 

(写真:切れ味のある彫刻刀を作るために…)

 

たまご
基本に返ってよかったー。

 

心から思いました。

癖の修正方法

(写真:癖を直すのは大変だ)

修正1.癖を常に意識できるようにする

明らかになった「癖(くせ)」をどう修正するか。

それは、癖を意識して直すしかない。

そもそも、無意識にやっていた癖。

まずは常に意識できるように、注意を払う必要がある。

 

まずはここから始めよう。

修正2.癖を直す

はっきりと癖を意識できたら、いよいよ癖を直していきます。

カラダに染みついた癖を修正するのは、とても難しい。

箸の持ち方や、鉛筆の握り方を正すのと同じですね。

なんだか、むずがゆい感じ。

なかなかうまくいかず、イライラします。

 

(写真:すべては切れ味のために…)

 

修正できなければ、彫刻刀の切れ味に関わる。

 

たまご
やるしかない。

 

とはいうものの、結局は数をこなせばいい話。

「正しいやり方で仕上げた数」が、「無意識の癖で仕上げた数」を超えればいい。

そうすれば、「正しいやり方」が「癖」に勝つ。

 

もちろん、数をこなすのは時間がかかる。

根気よく、癖を修正していかなくてはなりません。

上達した未来の自分を想像する

(写真:熟練職人になるために…)

 

今できなくても、いつかできるようになる。

上達した自分をイメージして、作業をしよう。

 

たまご
未来の自分の姿なんて、わからない。

 

それでもイメージし続ける。

世の中、続けたもん勝ち。

 

ほじゃ、今回はこのへんで。