こんにちは。
義春刃物の彫刻刀職人、奥村です。
義春刃物の彫刻刀は、良質な全鋼もしくは付鋼(二層鋼)を使用しております。
これらは砥石で研ぎ直すことで、新品同様の切れ味が復活します。
丁寧に研ぎ直しを行っていただければ、数十回研ぎ直しても品質が衰えることはありません。
そこで今回は、簡易砥石の使い方をご紹介します。
平刀の研ぎ方
- 刃裏を砥石に水平に当てる。
- 刃先が砥石に当たる状態で真っ直ぐ上下に動かす。(15-20往復)
切出し刀の研ぎ方
- 刃裏を砥石に水平に当てる。
- 刃先が砥石に当たる状態で真っ直ぐ上下に動かす。(15-20往復)
丸刀の研ぎ方
- 刃表を砥石のくぼみに沿うように当てる。
- 刃の角度を一定に保ちながら、前後に動かす。
- 刃の全てに砥石が当たるよう、一部分が終わったら柄を回転させて再度砥ぐ。(15-20往復)
三角刀の研ぎ方
- 刃表の片面を砥石に水平に当てる。
- 刃角を一定に保ちながら前後に動かす。(15-20往復)
- もう片面も同様に砥ぐ。
義春刃物では、「研ぎ直し」のご依頼を承っております。
詳しくは下記の記事をご覧ください。
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